ミキモト見学!

どーも!

最近は涼しくなって来て、「制作の秋」ですね。
※スポーツの秋も満喫してますが…w






今回は新作に向けて地金作りから。
(板を買うと加工賃とかもかかって高いので…泣)



100gのシルバー925を溶かします。
























るつぼに地金を入れて、ホウ砂を少し入れていきます。
























ここで使う道具紹介。

左から、溶けた地金を流すあけ型、るつぼ、荒縄、皮手、るつぼばさみ、あと写ってないですが炭素棒です。


















これが彫金で使っている電気溶解炉。
※他にもガス炉があるのですが、基本的に電気でやっています。
























1200℃に設定して溶かしていきます。





中はこんな感じ。
※ホウ砂をかけた所から溶けていきます。


















地金が溶けたら、温めた炭素棒でよくかき混ぜます。
※固まった時に「す」が入らないように、
炭素と地金の酸素を結合させて気泡を減らします。

その後、荒縄をるつぼに投入して素早く炉から出して型に流します。
※荒縄を入れると燃え始め、外に出した時に
空気中の酸素を取り込まないようにしてくれます。




これが流した地金。(計算を間違えて少し上がはみ出ましたw)


















軽くバリ取りをして、金槌で叩いて不安定な地金を締めていきます。


















この後、必要な厚みに圧延ローラーで延ばしていきます。


とりあえず作業はここまで。

これから型紙に合わせて切り抜いたりしていきます。

その様子はまた今度。











これは日本ジュエリーの最大手、ミキモトの工場&本店見学に行った所。


















中目黒の工場では、一点物の職人さんの作業風景や、パーツ制作、

CADの行程、キャストなど、詳しく教えて頂きました。


また、その後銀座の本店に行き、実際に商品になった物を触らせて頂きました。



自分たちがやっている事とは違いますが、

「ザ・ジュエリー」っていうのを改めて見直すと、

勉強になる部分がたくさんありますね。


良い刺激になりました。








最後に、短期留学で藝大に来ていた

『ソン・チェイ』氏の個展をみんなで見に行ってきました。
























彼女は去年のSchmuckで入選するなど、活躍している作家さんです。
※Schmuckとは世界で有名なコンテンポラリージュエリーの公募展。


















10/15まで銀座の静鹿ギャラリーでやっています。

ビニールやアクリルを使ったジュエリーを多く展示しています。

お時間ある人は是非見に行って下さい!
http://www.seika-ginza.com









ではまた更新します!

バーイ!

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